(このブログは、中学受験において「塾なしで最難関校を目指す」ことができるように、理科の学習内容を網羅的に学べる記事を書いています。)
さて、今回は物質の性質の中でも「液性」について網羅的に学んでいきましょう。
「液性」とは?
水溶液には酸性・中性・アルカリ性の3種類がありますが、この3つの性質のことを「液性」と呼びます。
たとえば、「塩酸の液性は酸性」「アンモニア水の液性はアルカリ性」といった形で使います。
(厳密にいえば、この液性というのは水溶液中の水素イオンの濃度のことですが、小学校の範囲を大きく逸脱するので、ここでは割愛します。)
各物質の液性(酸性・中性・アルカリ性)を知ろう
酸性の物質
酸性の物質としては、以下の4つがあります。
- 塩酸
- 炭酸水
- 酢酸水溶液
- ホウ酸水
中性の物質
中性の物質としては、以下の3つがあります。
- 食塩水
- 砂糖水
- アルコール水
アルカリ性の物質
アルカリ性の物質としては、以下の4つがあります。
- アンモニア水
- 水酸化ナトリウム水溶液
- 水酸化カルシウム水溶液
その他の物は順次追加していきます。
液性(酸性・中性・アルカリ性)のチェックの仕方
リトマス紙
- 酸性の水溶液:青色リトマス紙を赤色に変える。
- アルカリ性の水溶液:赤色リトマス紙を青色に変える。
BTB液
- 酸性 :黄色
- 中性 :緑色
- アルカリ性:青色
フェノールフタレイン液
- アルカリ性の水溶液で無色から赤色に変わる。
紫キャベツ液
- [酸性]赤色←ピンク色←紫色→青色→緑色→黄色[アルカリ性]
「液性(酸性・中性・アルカリ性)」に関する中学受験の出題例
少しずつ更新していくので、少々お待ちくださいませ。
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